はじめに

背景

今日、急速に成長しているビジネス世界で競争するためには、会社方針を策定する上で適切な戦略を持つことが必要です。会社方針決定を支援する重要な要素の一つは、迅速かつ正確な従業員データ管理情報システムです。

手動によるデータ管理には多くの弱点があり、時間がかかるだけでなく、その正確性も疑わしいことがよくあります。これは、従業員データが大量であることや、手動処理が関わっていること、そしてHR部門の人員が限られているためです。組織は、すべてのレベルに情報を提供できるシステムを必要としています。情報システムは、迅速かつ正確に情報を保存、修正、処理、提示できるものでなければなりません。これにより、管理業務と機能的なデータ処理がより効果的かつ効率的に行われるようになります。

給与計算は、エラーや給与支払いの遅延など、問題が発生しやすい組織内のプロセスの一つです。各会社はそれぞれ独自の賃金管理システムを持っているため、計算における従業員の扱いが異なることがあります。上記の問題に対処するためには、迅速かつ正確な情報を提供し、会社で実施されている賃金システムに関する方針を要約できるソフトウェアソリューションが必要です。

PISI CLOUDは、各会社の基準に従った賃金システムの導入を支援する統合システムです。手当、控除、保険、税金は、ソフトウェアに備わった独自の計算式機能を使って会社規定に応じて調整できます。PISI CLOUDは、従業員の詳細、出勤、休暇から給与処理までのデータを正確に処理し、インドネシアの法規に従った税金や社会保障を正確に計算するために特別に設計された統合アプリケーションです。PISI CLOUDは、以前Microsoft Accessプラットフォームを使用していたPisiバージョン12.0の強化版です。PISI CLOUDを使用すれば、ユーザーはブラウザからアプリケーションを実行し、インターネットに接続さえしていればどこからでもアクセスできます。

ソリューション

15年以上の経験と、造船所、工場、農園などを含む100以上の顧客からの使用実績を持つPISI CLOUDアプリケーションは、統合されており、計算が迅速かつ正確であることが証明されています。

PISI Cloudが提供する主な利点は、各会社に合わせてカスタマイズできる計算式機能です。PISI Cloudアプリケーションは、PISIバージョン12.0のすべてのモジュールを組み合わせたもので、外観もはるかに改善されています。したがって、ユーザーは1台のコンピュータに3つのアプリケーションを持つ必要はなく、PISI Cloudがあれば1つのアプリケーションで済みます。以下はPISI Cloudの各モジュールについての説明です。

出勤エディション

出勤エディションの範囲は、従業員がタイムクロック（出勤機）を使用して出勤したときから始まり、INおよびOUTの識別、シフト生成、出勤、休憩、残業などの活動を把握することまで含まれます。期間の終わり（1か月の終わり）には、その期間中の従業員の活動が処理され、給与データが生成されます。

給与エディション

給与エディションの範囲は、従業員の出勤データを計算し、それが給与プログラムによってお金または給与に変換されるところから始まります。給与は、基本給に手当を加え、控除を差し引いたものであり、社会保障、PPh21税、年次税の計算も含まれます。

PISI給与は、HRが必要とする給与関連のレポートを提供するように設計されています。さらに、HRが銀行を通じて給与の振込を簡単に行えるようにします。

人事エディション

人事エディションの範囲には、従業員の個人データや契約、警告書、組織構造、家族情報、年次休暇の計算などの活動が含まれます。